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OOT10月のヴァンパイアについて

・デッキについて

二種類のアプローチがありました

 

1.コンボ構成

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序盤はドローに徹してライフで受けつつ、邪眼の悪魔やヴィーラといった進化ボーナスカードやフラウロスの直接召喚によって進化ターンでの盤面奪取を目指すデッキ。

4,5,6ターン目でのコスト踏み倒しに構築の主眼を置いているため、眷属への贈り物は3積み。

瞬間的に自傷ダメージが大きく、ライフ管理をフラウロスのラストワードに依存しているため、フラウロスも3積み。

2コス除去9枚+0コス自傷カード6枚+2ドローカード9枚を組み合わせてバランスよく引く必要があり、マリガンが難しい。

 

 

2.グッドスタッフ構成

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PP通りにしか自傷が出来ないため、1で信者が置けたかどうかによって試合中の自傷カウントが大きく変化する。

単体で機能するカードばかり採用されているため、コンボ型に比べてマリガンが簡単になりやすい。

ボード上でトレードが発生する分コンボ型に比べてライフを守りやすく、回復要求が少ないのでフラウロスの直接召喚への依存度が低い。

 

 

・構築所感

今期のヴァンパイアのマッチ相性は姦淫の翼によって支えられているため、姦淫の翼を無理なく3積み出来るグッドスタッフ型のほうが優れていると判断している。

コンボ構成は序盤のボードを捨てる形になっていて、特に先攻1ターン目からフォロワーを置かれると回復が追い付かなくなる点、パワースパイクが偶数ターンに偏っている点から、やや自由度が低いと感じている。

 

姦淫の信者は、環境にゴブリンがいないため1マナで1マナ以上のトレードが期待できる。3ターン目以降にフォロワーに有利トレードされる場合も攻撃権の分だけ自傷カウントが進んでいて、一方スペルで除去されている場合は2コス以上支払わせているのでテンポアドバンテージを獲得できる。

全ての対面に共通して素早く自傷カウントを7まで進めることが肝要である点、上記のテンポアドバンテージの面から、ヴァンパイアミラーを含めても姦淫の信者には十分に役割があると考える。

 

双石の悪魔はどちらのデッキにもドローソースとして採用されているが、4マナで2ドローと非常にコストが重くボードを損なう可能性があるため、自傷回数の補強とボードの奪還をする何らかの手段をセットで用意する必要がある。

元のスペックが低いので、噛み合い前提のカードと言える。

 

まとめ

今期のヴァンパイア、縦にも横にも強くて速くて太くてシャドウバース史上の中でもかなり強いデッキなのにミラーも一方的なゲームになりにくくて凄すぎたので記録のために書きました。翼バーナレクやばすぎ。

RAGE BOS 反省

8月11日に行われたRAGE Shadowverse Brigade of the Sky 西日本予選に参加してきました。

 

結果は5-1でDay1予選抜け、0-2でDay2リタイアでした。

 

 

 1.持ち込みデッキ

 

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強力な盤面制圧能力とバースト手段を持つミッドレンジタイプのデッキ二種類を選択しました。

 

 

 2.環境所感

 

2.1. 天狐の社ナーフ ~ 東日本予選

 

BOSリリース後、7月中旬に入ったカード調整によって環境が動きました。

BOS中期環境に存在する主要なデッキを大まかに分類すると

 

a.ビートダウンデッキ群 (e.g. 翠嵐エルフ、人形ネメシス)

b.天狐ビショップ

c.コンボデッキ群 (e.g. 聖獅子ビショップ、ギガキマウィッチ)

 

以上の三種類になり、各デッキによって細かい相性の差異はありますが、基本的にはab←caの三すくみの図が成り立っていると考えています。

 

その中でも『翠嵐エルフ』『人形ネメシス』は20点以上のライフを削る継戦能力を持つため、ライフ回復手段を持つ『天狐ビショップ』に対しても十分に戦うことが可能で、環境の主導権を握っていました。

 

 

2.2. 東日本予選 ~ 西日本予選

 

東日本予選では下馬評の通り『翠嵐エルフ』『人形ネメシス』が活躍し、それらに強い『天狐ビショップ』、コンボデッキながらも人形ネメシスには一定の勝率が見込める『ギガキマウィッチ』が結果を残す形となりました。

 

特に『人形ネメシス』は、東のファイナリスト5人のうち4人が使用していたこともあり、対応範囲の広さやデッキ基盤の強さが改めて認知されることになりました。

 

この結果を受けて、西日本予選では『人形ネメシス』を最大勢力として、それを中心としたメタゲームが展開されることを予想していました。

 

 

 3.デッキ選択

 

まず、素直にデッキパワーが高い上位二つである『翠嵐エルフ』・『人形ネメシス』を持ち込むことが候補に挙がりました。

 

しかし、『翠嵐エルフ』バジリスで崩壊する展開をほぼ避けられず、一方で『人形ネメシス』はエルフに対する相性を確立するためだけに他の全ての対面での貢献度が低いバジリスを積まざるを得ない、という歪んだ構成になっていました。

 

特に今回のRAGE西では、人形ミラーを筆頭として天狐ビショップやスペルウィッチなどバジリスが有効に働かないマッチが多く想定される以上、バジリスを積んだままそれらのマッチを勝ち続けるのは不可能であると考え、何かしらの解決策が発見できない限りはこれらのデッキは持ち込めないと判断しました。

 

『天狐ビショップ』『ギガキマウィッチ』に関しては、2.1.で示した三すくみの中ではやや弱い立ち位置のデッキである上、勢力が分散するRAGEの環境では相性じゃんけんの中で戦っていては勝ち切ることが難しいだろうと考え、同様に選択肢から外れました。

 

そんな経緯で三すくみのメタゲームから外れたデッキ選択を目指して試行錯誤している中で、天狐ビショップに比べてライフ回復要素を維持しつつお茶会の採用でボード制圧能力を伸ばし、ガルラの採用でバースト手段を獲得しコンボデッキへの勝ち筋が搭載された『ミッドレンジビショップ』と、人形ネメシスが処理しきれないファッティを多面展開し続けることのできる『召喚士ウィッチ』に着目し、目立った不利マッチが存在しないかつ人形ネメシスへの有利相性を確保できる二種類のデッキを組み合わせて持ち込むことを決定しました。(デッキ提出期限当日)

 

 

 4.反省

 

練習段階では人形ネメシスには勝ち越していた『召喚士ウィッチ』ですが、RAGE本番では人形ネメシスに負け越す結果となってしまいました。

 

BO3単位として見ても、机上の相性では有利を取れている予定でしたが、デッキ基盤の脆弱さによって黒星が嵩んでしまい、マッチング内容にしては勝ち切れなかったかな、という感想です。

 

ビショップは白牙の神殿三月ウサギのお茶会、ウィッチは運命の導き呼び覚まされし禁忌といった一部のパワーカードへの依存度が高く、デッキ自体が抱える欠陥として、RAGEというフィールドでは許容できないレベルでの出力のムラがあったことが原因だと思っています。

 

また、バジリスによって人形に不利がつき、BO3単位で人形に強い構成についでに倒されやすいと考えて早々に切り捨ててしまった『翠嵐エルフ』についても、構築をより前に寄せてリーフマンをしっかり3枚積む形を考察しなかったため、デッキ相性やデッキパワーを過小評価してしまった事も反省点です。

 

 

 5.戦績

 

以下はDay1、Day2を通しての各デッキの戦績です。

 

ビショップ 8勝5敗

〇天狐ビショップ

〇天狐ビショップ

×天狐ビショップ

〇翠嵐エルフ

×翠嵐エルフ

〇人形ネメシス

〇翠嵐エルフ

×天狐ビショップ

〇翠嵐エルフ

×ギガキマウィッチ

〇翠嵐エルフ

×ミッドロイヤル

〇人形ネメシス

 

ウィッチ 5勝3敗

〇人形ネメシス

〇天狐ビショップ

〇翠嵐エルフ

×人形ネメシス

〇翠嵐エルフ

〇翠嵐エルフ

×翠嵐エルフ

×人形ネメシス